診療放射線技師としての枠組みに捉われない、チーム医療を目指す

祖母が健康診断にて早期の肺がんが見つかったことから、健康診断の業務に携わりたいと思いました。就職活動をしていく中、疾病の早期発見はもちろんのこと健康寿命についても意識している大宮シティクリニックの姿勢に惹かれ、ここで働きたいと強く思うようになり、その結果無事入社することができました。
新卒での入社のため、放射線技師としての仕事の経験がなく当初は不安が大きかったですが、業務に関する基礎的な知識ばかりでなく、接遇等に関しても教育担当者を中心に多くの諸先輩の方々から指導を受けました。時には厳しく感じることもありましたが、「受診者のため、自分の成長のため」と思い、毎日努力しました。その甲斐あって、現在では自分自身が教育担当者を任されていますが、一人前に成長していく後輩をイメージしながらあらゆる方法で指導しています。

私は現在、胸部X線検査、胃部X線検査、CT検査などを主に担当しています。当院では、検査をして終わりというわけではなく、撮影している際にその場で所見に気付き、必要に応じて読影医に報告できる技師を目指しています。そのために、部内勉強会や読影医とのカンファレンス等を定期的に実施し、日々個人の読影力の向上に努めています。それらに加えて、読影業務や超音波検査、内視鏡検査の介助・機器の洗浄等様々な業務に携わることにより、健診部門の診療放射線技師としてのスキルアップを目指しています。また、医療業界のタスク・シフトシェアに合わせて当院でも「診療放射線技師」という枠組みを超えたチーム医療が求められていますので、そういった考えに共感し、柔軟に対応出来る方と仕事をしたいと考えています。

休みはカレンダー通りであるため、同じような仕事をしている友人とのスケジュール調整がしやすいです。また、あらゆるイベントも日曜、祝日に行われているので都合が合わせやすく、興味が湧いたら積極的に出向くようにしています。放射線技師という仕事を選んだこととは関係ないですが、私は風景写真を撮るのが趣味なので、休日には観光地に出向いて写真を撮ったりしています。また連休の時には、温泉やサウナに入ってリフレッシュをしています。
大宮シティクリニックは健康診断がメインであり、有床施設ではないため、オンコールや当直業務はありません。そのため、個人や家庭の時間を大切にしている方には適している職場であると思います。